【診療時間】AM/ 09:30~12:30  PM/ 16:00~19:00※日曜のみ10:00〜12:30【休診】木曜・祝日・日曜午後
TEL 086-251-0959トリミング専用086-250-5330
リハビリ
リハビリテーションのご案内
やさか動物病院では動物理学療法認定資格(CCRP)を持つスタッフによる
安全で質の高いリハビリテーションサービスをご提供しています
リハビリテーションとは、病気やケガで損なわれた身体機能をできるだけ回復させると共に、今残されている能力を充分に引き出していくために様々なアプローチで支援していくことです。
動物のリハビリテーションが治療分野のひとつとして認識されるようになったのは、動物医療先進国である米国のテネシー大学獣医学部で本格的に研究が進められ、体系的な知識と技術が確立された1990年代のことです。人のリハビリと違い、動物は自ら努力してリハビリを行うことはありません。だからこそ専門的な知識・技術を持つ動物病院スタッフが、飼い主様のご理解とご協力を得ながら包括的に支援していくことが重要になります。
CCRPとは?
米国テネシー大学獣医学部でプログラムされたリハビリテーションに関する講義を全て受講し、5症例の症例報告を提出後、認定試験に合格した者にのみ与えられる公式認定資格です。
日本では現在30名程の有資格者がおり、うち2名が当院在籍者です(獣医師1名、動物看護師1名)。
リハビリテーションには3つのアプローチがあります。その子の状態を見極め、飼い主様と充分にカウンセリングをおこなった上で、できるだけ無理なく続けていただける方法でリハビリメニューを組み立て実践していきます。
1
徒手療法

徒手(としゅ)療法とは、マッサージやストレッチなど、人の手でおこなうリハビリのことです。

  • マッサージ
    手を当てて筋肉に直接働きかけることで、痛みを緩和させ、血行を促します。ストレスや不安、不快感を和らげる効果も期待できます。
    マッサージ
  • ストレッチ
    関節の可動域を徐々に広げていくことにより、関節まわりの柔軟性や腱の伸張性を改善します。
    ストレッチ
2
運動療法

運動療法とは、歩行訓練やバランス訓練、障害物をよける訓練などのリハビリのことです。

  • 水中トレッドミル
    陸上では起立できない子に水の浮力で身体を浮かせてあげることで自力歩行の訓練をしてもらうリハビリです。水中の運動は負荷が強いため、持久力の向上にもつながります。(身体能力がとても弱っている動物の場合は逆に危険になりますので、獣医師とご相談ください)
    水中トレッドミル
    動画は準備中です。
    もうしばらくお待ち下さい。
  • 陸上トレッドミル
    自力歩行できる子の歩行訓練とバランス力の向上を図るリハビリです。
  • バランスボール
    ボールを使ってバランス力を鍛えるリハビリです。重心移動を利用して足腰の機能回復と強化を図ります。
    バランスボール
  • キャバレッティー(障害物歩行)
    地面に置いたフラフープや低めに設置したハードルなど、障害物をよけながら歩行訓練をさせるリハビリです。
    キャバレッティー
3
物理療法

物理療法とは、機械のエネルギーを利用して痛みを軽減したり、症状や障害に対して改善を図る治療方法のことを指します。 血行促進、神経機能の活性化、代謝機能の亢進などの効果があります。

  • レーザー・近赤外線治療(スーパーライザー)
    レーザーの光を当てる事で細胞や組織の新陳代謝を活性化させ、痛みを軽減させながら、腱、靭帯および筋肉などの組織の修復を手助けします。
    レーザー・スーパーライザー
  • 鍼灸治療
    東洋医学の伝統的な治療方法です。ツボを刺激して痛みを軽減させたり、身体が自ら治ろうとする自然治癒力をサポートします。
  • 冷却療法
    保冷剤などで術創部を冷却(アイシング)しておこなうリハビリのことです。 痛みや炎症の軽減に効果があります。
  • その他
    上記以外の物理療法としては、超音波や電気刺激による治療方法にも対応しています。
リハビリは、問診でゴール(目標)を設定することから始まります。
リハビリは、診断に基づく正確な状態把握と飼い主様から聞き取った内容をベースに具体的なゴールを決め、その子に合ったプログラム、その子の生活環境の中で無理なく続けてもらえるプログラムを組むことが大切です。たとえば「自力で椅子に上がれるようになる」という目標があれば、そこに向かって頑張れますし、実生活での見守りもしていただきやすくなります。回復状況をお話する際も「関節の可動域がだいぶ広がりましたね」と伝えるより、「この高さまで足を上げられるようになりましたよ」と言う方が理解していただきやすく、励みにもなりますので、リハビリ効果が高まることにもつながります。リハビリには、ケガや手術の後に機能を回復させるほか、手術ができない場合の治療をサポートしたり、高齢の子の寝たきりを予防するなど様々な役割があります。リハビリは、続けることが何より大事なので、その子が楽しんでできることを一緒に探して行いながら、痛み止めやサプリなども上手に活用してQOLを高めるお手伝いができればと思っています。
前島 さおり

動物理学療法認定獣医師(CCRP)
前島 さおり

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